たとえば胸騒ぎ

私を構成するいくつかの、あの時と今とこれからと。あるいはそのカケラ。

無駄を楽しむ才能

 

酔っぱらってない時の自分はいい子だと言う

とってもかわいい後輩がいる。

 

その後輩と飲んでいるときに

酔っぱらいの彼女から

「無駄を楽しんでください」

と言われたことがある。

 

はっとした。

 

本人は

私の言うことなんか気にするな

というけど

彼女は時々

酔っぱらっていても

そうでないときでも

私にとって

はっとすることを言う。

 

寄り道

回り道

たまに間違っちゃうこと

無駄かと思えること

失敗して落ち込むこと

それらが

実は

とても人生を豊かにしてくれることは

ままある。

 

そして

マチも

暮らしも

働き方も

人間関係も

情報も

ことごとく隙間を埋めていくことが

最重要課題のようになってしまっていると感じるこの頃

無駄を楽しめるということは

一種の才能かもしれないと

時々

この言葉を思い出しては

そんな風に思ったりもする。

 

臆病

罪悪感

強迫観念

承認欲求

さようなら。

 

人生に無駄なことなんてイチミリもない。