たとえば胸騒ぎ

私を構成するいくつかの、あの時と今とこれからと。あるいはそのカケラ。

2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

インタビュー

インタビューって 不思議だ。 本人も思いがけない言葉が ふと ふいをついて 漏れ出してしまうことがある。 はからずも 特別な意味を持ってしまった言葉の その秘密に触れる瞬間は奇跡。 それまでとは違う色を帯びて 共有する秘密。 けれど 語られなかった言…

『夜空はいつでも最高密度の青色だ』

音を消したテレビ画面に映る発光生物たちが 四角い暗闇の水槽の中でゆらめきながら光る。 生物たちが発光する理由が生死との表裏一体だから 美しいんだろうか。 深海は神秘の世界。 最果タヒの 『夜空はいつでも最高密度の青色だ』を 久々にながら読みしてい…

『生きるとは、自分の物語をつくること』

最近 「物語」という言葉を よく見聞きする。 自分が意識しているからかもしれないけれど。 一時期 臨床心理学者の河合隼雄さんの本をよく読んでいて 河合さんは 「魂」や「物語」というのは 人が生きていくうえで とても大切だと 色々な本に繰り返し書いて…

あるいは熱狂

「お入んなさい」 のタイミングに うまく合わせられない縄跳びみたい。 戸惑う心。 ウラハラ。