2018-10-12 プルート 日々 夜明け前の空に 冬の到来を告げるオリオンが光っていた。 季節は 決してうしろを振り向かず 次の季節にバトンタッチする。 小学生のころ 毎日のように通ったプラネタリウム。 神話はもう 忘れてしまったな。 出崎海岸に寝転んで 降る星たちを数えていたのは 今ごろの季節だったかな。 科学技術の発展によって発見され またそれによって 惑星ではなくなった冥王星。 はかないものに惹かれてしまうのは 限りがあるからだろうか。 さよならの美学。