たとえば胸騒ぎ

私を構成するいくつかの、あの時と今とこれからと。あるいはそのカケラ。

『後悔は先に立たないが役に立つかもしれない』

 

何の雑誌だったか忘れたけど

「後悔は先に立たないが役に立つかもしれない」は

桑田佳祐のコラムのタイトルだった。

 

私にとっては

ソクラテス孔子やお釈迦様にならぶ

名言のひとつだ。

 

知らない

ということと

どう向き合うか。

 

そういう技量をためされる場面が

たまにある。

 

そんな時

そのひと自身が大事にしているものが

一瞬

漏れ出てしまうことがある。

 

それが

本人ももしかして気づいていない

笑顔の奥に隠し持っている

相手に対する優位的感情だったり

無知の知になりきれないプライドだったり

そういうのを感じたりすると

ちょっとだけ

悲しい。

 

自分だって

そういうことをしてしまわないか

ドキドキする。

 

あの時

ああすれば良かったな

とか

こう言えば良かったな

とか。

 

待ってました

無限ループ発動だ。

 

いやはや

不毛。

 

だけど

人は

コミュニケーションできる生き物。

 

「ごめん、もう一回」ができる関係性を

丁寧に丁寧に。

 

そのほうが

もっといいものが生まれると

信じてる。

 

案外

ある程度のことは

イデア

真心で

挽回できる。

 

人と関わるのは

いつだって真剣勝負。

 

戦わないけどね。